動画で見るダーツのリリースが改善されたたったひとつのアドバイス

こんばんは、今年は梅雨が長くてジメジメする期間が長いですね。そんな時に気になるのがダーツにつく手汗ですね。。。私は夏はかなり手汗をかき冬はカサカサという季節によってかなりコンディションが変わる迷惑な手を持っています。

そのせいか、かなりダーツのリリースに悩んだ時期があります。調子がかなりいい時ととんでもなく悪い時があり、レートの振れ幅もかなりありました。そんな私のリリースが改善されたアドバイスについて書いておきます。

この記事はこんな方にオススメです。↓

  • リリースがひょんな拍子におかしくなり、元の調子を取り戻せないスランプの方
  • ダーツの手離れが悪い方
  • 飛ばしているつもりなのにうまく力がダーツに伝わらない方




ダーツのリリースが改善されたアドバイス

ダーツをしていると誰もが通る道”なんかしっくりこないな・・・”という状況に悩まされていた頃、
その悩みを解消してくれたアドバイスがあります。それは腕を振るのではなく倒すです。

それまで手離れが悪く右上や下に転々とそれていたダーツがこのアドバイスで落ち着きました。
もちろん私のフォームが押し出すのではなく振って投げるタイプだったことも関係あると思いますが、かなり良くなりました。

腕を振るのではなく倒す

ダーツが不調の時ってどうしても、ここでリリースしてこうダーツが飛んでとかを考えてしまうんですよね。さっきは右にそれたから立ち位置はもう少し左にずれて・・・

とか考えれば考えるほど、どの投げ方が狙ったところに飛ぶ投げ方なのかわからなくなってきますよね(笑)不調の時ってこの繰り返しでなかなか抜け出せないことがほとんどなんです。私もなんども経験しています。

そんな私が一番不調だった時に、ダーツって考えすぎるとダメなんだなと感じさせられたアドバイスが”腕を倒す”です。ダーツは投げるという印象が強かった(というか何か飛ばすには投げるという表現しかない)ため、腕をどうしても振っていました。

このアドバイスを頂いてから腕を振って飛ばすのではなく、腕を倒し結果として腕を振っているように見えるのだということに気がつきました。

自然体でダーツを投げることができるようになり、狙った位置からずれたとしてもグルーピングの精度は保てるようになりました。

ダーツはルールも動きもシンプルで誰でもできるスポーツなのに対し、誰でも極限まで上手くなるかといったらそのスピードに個人差がありますよね。こういった何気ないアドバイスで上達するスピードに差が出るのだと思います。

アドバイスをもらうためには、自分よりも上級者と一緒に練習する必要があります。なので練習場所は大切なんですね。

原因はグリップではなく力みだった

スランプに陥った時、人は細かいとろこにばかり目がいくものです。実際に自分がスランプに陥り、2時間投げてハットが出なかったりとかした時にもっとも気にしていたのがグリップやリリースのフォームなどでした。

調子が良く、思い通りのダーツができている時には意識していなかったグリップやリリースといった細かいところに無理矢理に焦点を当て、改善しようとしている自分がいました。

でも、気付かされたんです。そこではないということに。
スランプって結構あがけばあがくほど泥沼にハマってしまいますよね。この細かいところに注意を持っていくことが原因で、全体的なバランスを崩すことになるからだと私は学びました。。。

そういった力みが原因で、調子が上がらず足踏み状態あるいは後退してしまう事態となってしまうのです。

腕を振るのではなく倒すというアドバイスは、フォームを変えるのではなく意識レベルの話。全体的なバランスが崩れることはないのです。そして、自分が知らずのうちに力むようになっていた腕の振りを直してくれました。

「腕を振るのではなく倒す」調子が上がらずに細かいところにばかり目が行っている方は一度試してみることをお勧めいたします。

プロのフォームから学ぶ腕を倒す投げ方

第三者から見ても脱力して腕が倒れるようなフォームのプロ選手をご紹介します。

RVB

RVB(Raymond van Barneveld’s)カタカナ語でバーニーと呼ばれるハードダーツのプロ選手です。
自分が初めてバーニーの試合を見たときは、こんなに脱力したダーツ見たことない!という感想でした。おまけに鬼強いです・・・

ちなみに彼のバレルは少し細めで、ロングトルピードでなかなかない種類のバレルになっています。個人的な感想で言えば、細かい隙間もさせるダーツという感じです。

日本のソフトのプレイヤーでは女性の方が結構優しく投げていますね。
女性特有の柔らかい動きという感じでしょうか。

とにかく、自分の中でバーニーがNo.1脱力ダーツプレイヤーなのでこちらでは彼のフォームを紹介いたしました!

ダーツって人それぞれのフォームで面白いですね。

このアドバイスから学んだこと

アドバイスをもらってなぜかわからないけどうまく行った!だけではもったいないと思います。
調子が上がることもあれば下がることもあり、その度に暗中模索になる可能性があり、上達への壁にぶつかります。

同じような不調に陥った時に、すぐに抜け出せるよに自分なりに整理してみることがポイントだと思います。なので、ここからはアドバイスというよりも私個人がこのアドバイスを通して学んだことを皆さんにお伝えする感じになります!

ダーツは軽い力でも伸びて飛ぶ

一番感じたのかこれです。やはり腕を倒すということは自然に腕が伸びる感じになるので、力は全く要りません。でもしっかりボードに刺さるダーツを見て、軽い力でもしっかり飛んでいくんだなと感じました。

自分が初めてダーツをやった時は、「ダーツって思ったより飛ばない」でしたが
「今は軽い力でも思った以上に飛ぶんだなぁ」です。(笑)

始めたての頃ってうまく力がダーツに伝わってないんですよね。でも練習してなんども投げているうちに知らないうちに力が伝わるようになっているんですね。

自分はしっかりダーツに力が伝わっているため、腕を倒すだけでもダーツが飛ぶためこのアドバイスがバシッとハマったのだと思います。
反対に、腕を倒すという意識でダーツが届かない自体に陥る方は力がうまく伝わっていないのが不調の原因で、そこで初めてグリップやリリースといったところに意識を持っていくのがいいのではないかと思います。

指先に集中するほど不自然な飛びになる

結構ダーツのグリップについて、なんでその持ち方になったのか?と質問するとほとんどの人が

「気がついたら」

というと思います。これが全てを物語っていると思います。指先に集中して変にグリップを意識すると、自然に飛んでいたダーツが不自然に飛びますよね。
私は結構それに気がつかない時期がありました。

どうして左右に揺れるのか、親指と人差し指のグリップの位置が・・・

と無意識に今までグリップしていて調子が良かったものに対して、無理矢理意識を向けたので収集がつかなくなっていたのです。

今思えば、自然体が一番じゃん!ですね。

これは、腕を倒すという意識も共通ですね。重力に負けて腕が倒れるのは本当に自然のことで、関節や筋肉に無駄な負荷がかからないので力まずに済むんですね。

倒すことで飛びが一定になる

ダーツで調子がいいときをずっとキープできない理由の一つに疲労があるかと思います。特に一人で行って黙々と投げ続けるスタイルの練習をしていると痛感しますが、絶対に不調になる時間がやってきます。

これは練習の後半に来たり前半だったりあるいは中間だったりと、知らないうちにやって来ていつ抜け出せるかわからないものです。特に上で述べたように細かいところに目がいって泥沼にハマると練習の最後まで不調ということだって考えられます。

これはダーツが意外と体力を使うスポーツだということですね。結構投げ続けるとしんどいですよね?同じ足に体重をかけ続けて腕を振るというのは非日常的な動きなのでしんどいです。かといって筋肉痛になったりすることもないので、目に見える疲労というのがないのも厄介です。

練習を長時間やっていると、必ず体のどこかが疲労して来ます。それが原因で調子が落ちるのだと私自身は思っています。

腕を振るということは、腕の筋肉を使って投げるということ

対称に

腕を倒すということは、腕の筋肉を使わずに投げるということ

なのです。つまり疲労が溜まりにくくどんな状況でも一定の飛びになるんです。

左右のブレは体幹的な疲労だと思いますが、ダーツが上に行ったり下に行ったりは腕の振りが原因ですので、ダーツが上下にぶれ出したなと感じたら腕を倒すことを意識するといいかと思います。

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