家にダーツボードがあったら、時間も周りのことも気にせず練習し放題だから家に欲しいなぁ。どうやって家に設置しようかなぁ、どれくらい費用がかかるのかイマイチ想像できない。てか、そもそも家で練習って効果あるの⁉︎
という悩める方向けに書いていきます!
最近ダーツにハマり始めてマイダーツを買ったけれど、遊べるところまで意外と家から遠いし会社からの帰り道にもない。
「おっ、家に買ったらいつでもできるし外でやるより練習もできて安いんじゃない??」
と考えるのは普通です。私も家にボードがあります。
ボードを置いてみて、どうだったのかについても絡ませながらいきたいと思います。
実際にボードを置いてみて上手くなったかどうかについて
まぁ、いとえにこれかなぁと思いますね。家に買おうか悩んでいる方にとって設置の費用に対して実力が付くのかどうかが不安なところかと思います。
そんな方達が、悩んでいるポイントとして
- 店の台で投げた感覚とずれて逆効果になりそう
- 靴を履いていないから変な感じがしそう
- 一人でやっても上達しなそう
とかがあげられそうですね。
これに対して、実際に設置してみて私自身どう変化したのか触れつつみていきましょう。
設置してからのレーティングの推移
だいたい、家にボードを設置したのが今から1年と半年くらい前だったかと思います。この記事は2019年8月の記事になりますので、2018年の年明けくらいに設置したかと思います。
その時のカードデータがこちらになりますね。



こうしてみると、家にボードを設置してから良い感じで効果が出たんじゃないのかな。と個人的には思います。
当時はRt.6から7を行ったり来たりしていましたので、そこの壁を越えるだけの力は感じました。ダーツのレートはある程度波を繰り返して上がっていきます。レートが上手さの全てではないですが、あげたいですよね(笑)
設置して家で毎日10分くらい気ままに投げるようになってから、写真のようにレーティングが上昇気流に乗りました。
たまに遊びに行った時に調子が良かったり、体が普段から慣れている状態を作り出せたこともあって、良い感じに伸びたのでしょう。
つまり、家にダーツボードを設置してから確実に実力が伸びました。!
置いてみて良かったと思うこと
とはいえ、家に置くということはスペースも多少無くなりますし、単純にダーツを楽しみたいという人にとって家で練習はあまり魅力はないことでしょう。
でも、私自身も家で練習してみてこれは練習目的以外にも良いことがあるなと感じる場面もありました。
試してみたい練習を思いついた時にできる
これは、いろんなことをお試しで思いついた時にできるという意味です。
例えば、YouTubeなどでダーツの試合を見ていた時に
「この選手の腕の振り方、自分に合ってそう」とか「このスタンスも試してみたい」
というような思いついてやって見たいことが気軽にできるようになります。意外と外だと、普段通りの投げ方をするので、ちょっとしたフォームの改善箇所やそれに気がつくためのきっかけがなかったりします。
このグリップはどうだとか、雑誌で見た練習方法を人目を気にせず試すことができます。
ボードを家に置くことでお試しの練習ができるのはすごく良いことだなぁと感じました。
感覚を体に染み込ませられる
ボードが家にあることで一番変わることは、”気軽にいつでも”投げられるという点です。これまでは週に1度のみ投げていたダーツが、家にダーツボードを置くことで毎日でも投げられるようになります。
ダーツって感覚が結構大事ですよね?
ブルをひたすら練習していたら、なぜかダブルにも入れられるようになったりしますよね。これは本当に感覚だと思います。ダブルの練習は本当に大切だと思いますが、自分が初めてダブルを狙った時って、想像していた時よりも入りましたよね。
ブルやクリケットナンバーの方が圧倒的に狙ってきたのに対し、01で普段狙わないダブルに入れられるのは、まさに感覚なのです。
でも、感覚ってなまりますよね。しばらくやっていないと久しぶりに英語を読んだ時のように、覚えていたはずがうまくできない。という風になってしまいます。
家にダーツボードを置くと、普段から投げることができます。そのおかげで、良い感覚が薄れる前になんども復習ができます。
そろそろダーツしないと、ブルに入れる感覚忘れてしまいそう〜という時に、自宅でささっと投げられることは何よりもメリットでしょう!
お店の台とで感覚がずれてしまうのかどうかについて
実は、自分も家にダーツボードを設置しようと考えた時にこれについてすごく考えました。まぁ、そこまで神経質になって考えなくても良いのでは?と思う方もいらっしゃるかと思います。ただ、神経質なんです(笑)
感覚が結構大事だと考えているので、
もし家で練習している状態に慣れてしまい、実際に店舗で投げたら感覚がずれていて、そうなったらずれたまま入らなくなっちゃうじゃん!
という恐怖がありました(笑)
でも、実際はそこまでずれるわけではなかったです。もちろん正しい距離や設置高さを知った上で、できるだけ正確に設置することが必要です。
普段ダーツライブで投げている人であれば、ボードが光っていないので少し違和感はあるかと思いますが、フェニックスを普段投げている人であれば、設置をしっかりして入れば全く感覚は変わりません。
設置方法と実際にかかった費用
家に穴を開けたく無かったので、多くの方が実践しているパーテーションを使ってそこに引っ掛ける形をとりました。家の壁に穴を開けたくないが、雰囲気がもっと欲しいという人は、ボードを引っ掛けるための台を自作するか買うことをお勧めします。
用意したもの
実際に、私が部屋にダーツボードを設置する時に用意したものをご紹介します。
壁に穴を開けたく無かったので、
- パーテーション
- ダーツボードを引っ掛けるソケット
- 結束バンド
ホームセンターなどに売っている網目状の突っ張りパーテーションは、幅と構造に注意しましょう。ダーツボードの直径に比べてパーテーションの幅が極端に狭いと見た目が結構悪いです(笑)おまけに左右の後ろ側が開いてしまうので、D11やD6にダーツが刺さった時にボードがぐらつきます。
続いて、ボードとパーテーションをくっつけるためのソケットを用意。これは、ネットのダーツショップで売っています。500円〜1000円くらいで買えます。高くても別に性能がいいとかはあまりないので、なるべく安いやつを私は買いました。
結束バンドはソケットをパーテーションに固定するために使いました。パーテーションにはネジ穴が開いていますので、そこを通せるほどの細さの結束バンドを買いましょう。1度閉めたら緩められないもので十分でした。たくさん入っていて価格もどこまで高くないので、失敗したらハサミで切って取ればいいでしょう。
設置手順
全体的な流れとしては、
- 設置場所を決める
- ソケットをつける位置を決める
- パーテーションを設置
- 微調整
といった流れになります。うまくずれなどを考えながらやらないと、つけたり外したりを繰り返さないといけなくなります。いくつか注意するべきポイントと、うまく設置するためのコツをみていきましょう。
設置場所について
ダーツを設置する場所は、スローラインの距離を十分取ることはもちろんですが、人の通り道じゃないところに設置するようにしてください。
実際に自分がダーツをしているときに、ボードの前を人が横切ったらどうでしょう。
すごく嫌ですよね。(笑)
ショップなどで投げているときは、後ろにスペースがありますので前を横切られることはないですが、家だと後ろを通れないこともあり、前を家族が横切ります。投げる側も通る側も鬱陶しいですよね。
なので、人が通らないところに設置しましょう。
ドアにつける方もいっしゃいますが、一人暮らしの人以外にはあまりオススメしません。
ダーツを投げてる途中で誰かが向こう側から入ってきたら恐怖ですよ!
まさに不意打ち、未来予知でもできなければ避けることは不可能でしょう。
家にダーツボードを設置するためには、ショップではあまり意識しなかった人通りを考える必要があります。自分の部屋があればそこがいいでしょう。ないのであれば、人の動線にならないところに設置をすることを強くオススメします。
地面からの高さがずれやすいので注意
上の手順で2番と3番が入れ替わっても設置することは可能です。ただ、どちらでやるにしても気をつけなければならないのが、ソケットの地面からの高さのずれです。
ソケットにはダーツボードがくっつきますので、当然重さで少し下がります。下がる高さは、結束バンドの締めが緩ければ緩いほど大きくなります。言い換えると、結束バンドをうまく隙間なくつけなければ、ボードをつけた時に高さがずれます。
これを防ぐには、
- 結束バンド一気に締めない
- ボードをつけて、上側の結束バンドで高さを調整する
結束バンドは基本的に1度締めたら緩みません。それがいいところなのですが、ダーツボードを設置する時には結構邪魔です。ですので、ソケットの中心部部分がずれないように少しずつ全体的に結束バンドを締めていくとうまくいきます。
ソケットの上側にだけ、遊びを持たせて結束バンドをつけます。その状態でダーツボードをつけ、結束バンドを徐々に締めていきます。そうすることで、地面からの高さを調整しながら結束バンドを占めることができます。そして、下側にも結束バンドをつけ、設置を完了すると綺麗にできます。
費用はどれくらいかかるの?
正直、トータルの費用を大きく左右するのはズバリ、パーテーションの値段です。
パーテーションは幅の広さや、作りがしっかりしているかどうかで値段が多少上下します。
やすいものだと2000円にもいかないものもあります。高いものだと5000円以上するものもあります。ダーツボードを設置するためだけなら、ボードの直径と同等もしくはそれ以上の幅のものがいいでしょう。
私は、近所のホームセンターで2400円ほどで購入しました。
結束バンドは30本入りくらいのもので300円ほど。ソケットは平均的には800円ほどなので、ダーツボードを除いて、3500円ほどで設置できるでしょう。
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