私はストレートバレルを使って以来、ストレートにべた惚れです(笑)トルピードを今投げてみると、すごく投げづらく感じますし、そもそもバレル自体が小さく感じます。
ストレートバレルが大好きで、新しいバレルに変えようかなと思っている人上級者向けと言われているストレートバレルにチャレンジしたいが、いまいち分からない人
そんな人のために、自称ストレートバレル大好きマンが厳選した3つをご紹介します。
Rob Cross -VOLTAGE-
私が個人的に一番オススメしたいバレルです。一度はみなさん手にとっていただきたいです。正直に言って、このバレルを超えるバレルにはしばらく出会えないだろうと思っています。
RobCross(ロブクロス)はPDCにあわられた超新星な訳ですが、彼のとてつもない功績に関しては、別途記事で詳しく紹介したいところ。
VOLTAGEの外観
amazonからの引用
バレルの見た目はこのような感じになっております。
まず、私自身がこのバレルを見たときのイメージは、Theシンプルでした。
これまで、いろんなバレルを実際に触って、投げて、体感してきました。マイクロカットやシャークカットなどいろんなカットがあります。それぞれに特徴があり、グリップ位置はこのカットで、回転がかかるように縦方向にもカットを入れて見たりと、細部まで工夫が施されているバレルが今は非常に多いです。
その中で、このシンプルなリングカット。
無駄なものを一切持ち込まない、このシンプルな外観は非常にカッコいいです。
後方部はノーグループになっており、メリハリのあるバレルだと感じます。
VOLTAGEのスペック
バレル単体での重さ:17.3gセット時の重さ:18〜18.5g←最近のバレルにしては軽い方バレル長さ:48mm太さ:6.3mm←気持ち細め
普段重ためなバレルを使っている方にとっては、軽く感じるバレルです。その軽さとは相反するように、しっかりボードまで飛んでいく感触があります。軽めとあって、やや細身のバレルと感じますが、手に吸い付くグリップが可能な理想的細さです。
ここがいいなと思う点
実際に使用して見て、このバレルのここがいいなと思う点がいくつかありました。
まず第一に、手へのフィット感が圧倒的です。バレルを指の腹で包み込むようにする方は尚そう感じるでしょう。
おそらく、後方のノーグループ部分が一役買っていることと思います。前方にある深めのリングカットにしっかり指がかかり、引っかかりすぎずすんなりと抜ける。という説明で十分だと思います。
シンプルで深いリングカットはタングステン90%ということもあって、削れにくく長期間使用し続けても投げ心地が変わりにくいという点も最高です。同じバレルをずっと使い込みたいという方にオススメしたい!
総合点
ほとんど文句のない稀に見る最高のストレート。
90点くらいつけていいです。(少し控えめにつけて)
もう少し重量があってもいいんじゃないかな、という個人的な好みの面でマイナス10点としておこうかと思います。
ストレートバレルは形がシンプルなだけに、カットで工夫を凝らそうとしがちです。ただ、このバレルはカットもシンプル。
シンプル×シンプルの相乗効果を甘く見ていると、衝撃を受けると思います。周りで使っている人が少ないだけに、ぜひ投げて見てほしい。
Raymond Van Barneveld -RVB 95-
バーニーというあだ名で呼ばれる選手です。そのダーツスタイルは、優しく腕を振っていくスタイルで、力を抜いてダーツを投げる大切さを教えてくれるようなPDCプレイヤーです。
RVB 95の外観
amazonからの引用
彼のバレルの特徴はというと、ストレートととルピードのいいところを掛け合わせた、ロングトルピードと呼ばれる形。そして、先端にはやや薄く角があり、後方は少し細かめなリングカットが施されています。
シルバーとブラックのシックなカラーで、他プレイヤーのバレルと被らないそのデザインには、投げている際のモチベーションも上がります(笑)
RVB 95のスペック
バレル単体での重さ:15.2g
セット時の重さ:17gほど←非常に軽い
バレル長さ:50mm←長めのストレート太さ:6.2mm←後方のグリップ部はこれよりも0.1mmほど細い
RVB 95 はセット重量が17gのものと19gのものが発売されています。軽めのバレルがいいという方は、上で示したスペックの17gのものがいいかと思います 少し重たい方が好きだという方は、下のスペックの19gの方を試してほしいです。
バレル単体での重さ:17.2g
セット時の重さ:19gほど
バレル長さ:50mm←長めのストレート
太さ:6.65mm←後方のグリップ部はこれよりも0.1mmほど細い少し重くなる分、最大径が少し太くなっています。
ここがいいなと思う点
このバレル特徴であるロングトルピードの魅力を強く感じます。
トルピードでは作り出せないバレル自身の長さと程よい軽さ、そしてストレートが苦手な人でもとっつきやすいわずかな太さの変化。
そして、グルーピングの良さですね。細身のバレルであることによって、グルーピングの邪魔になりにくいのもいいです。
細身のバレルの心配でもあるすっぽ抜けも、後方部分の細かめなリングカットでしっかりカバーしてくれます。
Barney自身はこのバレルの前方をグリップしますが、普通に後方をグリップしたとしても、素直に飛びます。バレル前方をグリップする方にこのバレルを手に取っていただきたいです。
総合点
値段がやや高いので、お財布事情等を考えると
87点くらいでしょうか。
エスダーツさんにでの販売価格を見ると、税別で12,778円となっています。税込で計算すると、13,800円となります。
選手モデルなので、値段が多少高くなるのは仕方のないことではあります。
軽めのバレルの強みである微調整力と、細身のバレルの強みであるグルーピング力両方を兼ね備えた良バレルです。デザインのかっこよさと、差別化されたスペック、選べる2種類のバレル重量、タングステン95%というカットが減りにくい硬さと値段以上のものがあります。
値段の高さを差し引いたとしても、このバレルは手に取る価値があります。
ロングトルピードと分類されますが、ストレート感が8割で残り2割がトルピードといった感じですので、ストレートバレルとして紹介いたしました。
Adrian Lewis -JACKPOT-
ルイスのバレルはシリーズ化されており、人気も高いです。リズムよく投げるダーツスタイルで、ルイス本人の人気もあります。
最近はヒゲを伸ばしたりと、若干雰囲気が以前と変わった気がします。
ADRIAN LEWIS 80% SOFTの外観
amazonからの引用
シルバーと所々にある控えめなゴールドとブラック装飾がグリップ位置の調整に役立ちます。
前方から後方まで、一定間隔でリングカットが施されています。カットの深さは普通ぐらいで、やや細かいカットとなっています。前方と後方の縦カットが入っているのも特徴であります。
また、このバレルは前と後ろで対象的なデザインとなっているのでカットが削れてきたら、入れ替えて使うことも可能です。普通はターゲットのマークが書いてる方がシャフト側に来るようにつけますね。
ADRIAN LEWIS 80% SOFTのスペック
このバレルもバレルの重さが2種類あり、自分にあった方を選べるようになっています。
軽い方はセット重量が16g、重い方がセット重量が18gとなっています。それぞれのスペックは以下のようになっています。
バレル単体での重さ:14.3g
セット時の重さ:16gほど
バレル長さ:50mm←長めのストレート
太さ:6.1mm←細いバレルです一貫して細身のバレルになっているのと、かなり軽い目のバレルなので、ブラスダーツっぽい印象をいける人もいるかと思います。
バレル単体での重さ:16.3g
セット時の重さ:18gほど
バレル長さ:50mm←長めのストレート
太さ:6.3mm←やや細いバレルです今時のバレルにしては軽めだが、カットの掛かりもよく、軽さを感じさせない飛びを実現していると感じます。
ここがいいなと思う点
このバレルのいいところは、カットの刻みが一定で、どこをグリップしても同じ感覚で投げられる点にあります。調子が悪い時や、グリップの感覚が変化してきたとしてもグリップ位置を工夫することで調子を落とさずに投げきることが可能です。
後方を持つ方、中心を持つ方、前方を持つ方の誰でも適応できるバレルです。タングステン80%でありますが、そこまで材質的に柔らかいと感じることはないです。なので、カットの減りが速いとかは感じません。
太さも細すぎず太すぎずといった感触で、全体的に施されたリングカットのおかげですっぽ抜けにくいのもいい点です。
総合点
投げてを選ばない形状と、標準的な重さで素直なダーツと感じます。ストレートバレルの標準的なスペックでありますが、カットの深さや細かさが私には絶妙で、選ばせていただきました。
80点
といったところかなと思います。
重量とカットの細かさのバランスが良く、速いスイングでも遅めのスイングでも素直に飛びます。値段がプレイヤーモデルにしては安く、税込で6,800円となっています。手の出しやすい価格とそれを超える投げやすさがあると個人的には感じています。
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