自宅にダーツボードを設置してどんどんダーツの実力をつけたいと思いませんか?
もちろん自宅にダーツボードを設置して、練習量を増やせばダーツはうまくなります。
しかし、設置する際に大切な距離の測り方を間違えると
上手くなるどころか下手になります。
特に一人で設置するときは結構面倒ですよね。
今回は、ダーツボードを家に設置する際の距離の測り方でダメな例と
改善策をまとめました。
参考にしていただけるととても嬉しいです。
下手になる可能性大!自宅にダーツボードを設置する際のダメな距離の測り方
ダーツボードを設置するときに大事なのは距離です。
ダーツで決められた距離というのは次の2つですよね
- 地面からブルまでの高さ
- ダーツボードからスローラインまでの距離
この2つだけですが、どちらもかなり重要です。
なぜなら、この距離の測り方を間違えてしまうといくら家で練習しても
実力にはならないからです。
ダーツボードを家に設置する際の距離の測り方としてダメな例をあげてみましょう。
柔らかいメジャーで地面からの高さを測る
地面からの高さを測るさいにやってはいけないのは
やわらかいメジャーで地面からの高さを測るということです。
やわらかいメジャーというのは次のようなものです。

よく100均などで売っている定番のものです。
このタイプのメジャーは曲がっているものを測るに適しているのですが、
残念ながらダーツボードを設置する際の距離を測るには適してないです。
なぜなら、測っている間に緩んでしまい正確な距離が出せないからです。
ブルの高さは地面から173cmですが、この高さを正確に測るには
2人のいないと難しいです。
ピンと張ろうと両手を広げても173cmには到底届かないので、
測っているつもりでもずれが生じます。
ですのでこのタイプのメジャーはあまり適していないので、
硬いメジャーがあればそちらを使うことをお勧めします。
スローラインをボード足元からの距離で測る
高さはメジャーが緩んでしまうような柔らかいもので測るのはベストではないとお伝えしました。
では、スローラインはどうでしょうか?
スローラインはやわらかいメジャーでもいいのですが、
大切なのは測り方です。
ダーツボードを設置するときにスローラインをダーツボードの足元からの距離で決めるのはあまりよくないです。
なぜならブルの真下がうまくわからないからです。
ブルの真下から測るのはかなり難しいことです。
真下のつもりでも手前にずれていたり、奥へ行ってしまっていたりとします。
おまけにそれは目ではわかりにくいので、余計ずれやすいです。
高さもそうですが、ダーツボードを一度家に設置すると、
大掃除などでボードを動かさな限り距離をもう一度測ろうとは思いません。
ですので、間違った距離でダーツボードを設置してしまった場合
距離感がずれたまま体に染みついてしまい、結果的にうまくなるどころか下手になってしまうのです。

短いメジャーを使用している
単純に長さが足りないメジャーを使用しているのもダメです。
ダーツボードを正確に設置するためには最低でも2.5mはないとダメです。
1mごとに距離を測って位置を決めて、さらにその場所から距離を測って・・・
とやっているといつの間にか距離がずれています。
止めた方がいいでしょう。
私もそのようにして距離を測ったことがありますが、
直線でなかったりして上手く測れた気はしませんでした(笑)
同じような経験はしてほしくないですので、できれば2.5m以上のメジャーを用意しましょう。
後述しますが3mあればかなり正確に測れますので、お勧めは3m以上測れるメジャーになります。
完璧な位置にダーツボードを設置するためには
それではどのようにしたら上手く距離が測れるのでしょうか。
私は一人暮らしですので、今回は一人暮らしの方でも上手く測れるかつ簡単な方法というものを
紹介させていただきます。
また、すでにやわらかいメジャーを買ってしまったり、
しっかりとしたメジャーは高いので嫌だという方もいるかと思うので
やわらかいメジャーでも上手く測れる方法もお教えします。
もちろん一番いいのは2人なので、近くに友達が住んでいたり家族と住んでいる方は
手伝ってもらうのが一番いいです。
硬いメジャーを購入する
高さも距離も硬いメジャーがあればしっかり測ることができます。
硬いメジャーがあれば緩むことなく距離が測れるので、
高さもスローラインも真っすぐ測れるのでお勧めです。
測り方の説明はいらないと思いますが、
壁に取り付けるのであれば先に高さを測るといです。
硬いメジャーでも0を上にすると重さで折れてしまうので、
巻き取る方を上にし、0を地面にあてるようにして測りましょう。
そしてスローラインはブルからおろした位置から測るようにしましょう。
ずれないか心配かもしれないですが、このタイプのメジャーは少しでも曲がると
ポッキリ折れるのですぐにわかります。
メジャーが折れないでまっすぐな状態ということは、
地面と垂直ということなので安心して測ってください。
ダーツボードを家に設置するとき以外にも硬いメジャーは使えるので
この際に買っておいて損はないでしょう。
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柔らかいメジャーでも重しをつけて張って状態で測る
ダーツボードを家に設置するとき、やわらかいメジャーで高さを正確に測る方法としては、
先端に重りを付けて地面と垂直にする方法があります。
コインなどをセロハンテープでつけておき
揺れが収まるまで根気強く待ちましょう。
正直高さについては少し角度ついても173cmから大きくずれることはないので
ゆれがほとんど収まったらOKです。
重りを付けることで地面との垂直がわかると同時に
やわらかいメジャーの欠点でもある緩みも抑えられるのでお勧めのやり方です。
この時気を付けたいのが、重りを0cmと先端の間の余白に着けないようにすることです。
余白に着けてしまうと、0cmを床にあてたときには重りは意味をなさないので
メジャーが緩んでしまいます。
0cmのメモリと重りの端を合わせるように取り付けましょう。
そうすることで重りが地面にピッタリついても緩まず正確な高さが測れます。
スローラインについては次の方法で測ると正確に測れるので
次の項目を読んでいただきますようお願いいたします。
スローラインはボード中心からの距離で測定する
スローラインはダーツボードの中心から測ることをお勧めします。
以外にも知らないかもしれないですが、ブルの中心からの距離も決められています。
(というより高さと距離が決まるので三平方の定理からブル中心からの距離も決まってくるということです)
ここで用意していただきたいのがタコ糸などの伸び縮みしない紐類です。
ブルからの距離で正確にスローラインを測る方法は以下の通り
- 糸の先端をダーツのチップに結び付ける(この時根元ではなくなるべく先端に付けること)
- チップのむずび目からの長さが299cmになるように糸を切る
- ダーツボードの中心の穴にダーツを指す
- 糸がぴんと張るように引っ張る
- スローラインが決まる
この方法のいいところは一人でやりやすい点と、
ダーツボードを見ながらできるのでボードの正面がどこになるのかみながら設置できるという点です。
ボードの真下から測るとまっすぐ引っ張ったつもりでも
いざスローラインに立ってみるとやや右だったり左だったりしますよね。
この方法ならそのようなこともなく、一人で楽々ダーツボードを設置することができます。
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お試しください!
以上、今回はダーツボードを家に設置するときのダメな距離の測り方でした。
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