最近嬉しいことに日本でもハードダーツの流れが来ているように感じます!
わたしは結構前からハードダーツが好きで、家のそばに気軽にハードが投げられるお店ができないかなと思っていました。(残念ながら家のそばにそういうお店はまだできません)
でも、日本のプロがハードでの成績を残すなどの流れは本当に嬉しいです。
というのもありまして、今回はハードダーツのルールについて簡単にまとめたいと思います。
ハードダーツについて
ソフトとかハードとかの違いってなんだろう。こたは超シンプル覚えてさらにダーツを知りましょう。
そもそもハードダーツとは?
ハードダーツってよく聞くけど、よく理解していない。という方がいらっしゃるかと思います。おそらくそう思っている方は、基本的に普段はソフトダーツをプレイしているのではないでしょうか。
ソフトダーツ??
となった方はいますでしょうか。ソフトダーツというのは、先端がプラスチックでダーツマシンでやるダーツです。DARTSLIVEやPHOENIXはソフトダーツになります。
では、ハードダーツとはなんでしょうか。
そうです、 先端が針のダーツを投げて麻のボードに刺すダーツをハードダーツまたはスティールダーツと呼びます。もちろん得点は自分で数える(人が数える)ことになります。
当然ながら歴史はハードダーツの方が長いです。
14世紀頃のイギリスで百年戦争の最中に、酒場にたむろしていた兵士たちが、余興でワイン樽めがけて矢を放つようになったことがダーツの起こりと言われている。
Wikipedia
14世紀が起源となると、今は21世紀ですから800年以上も前になりますね。矢の形やボードの素材などが変化してはいるものの、タルの丸い形や遊び方などは昔から変わらないのですね。
そして、ダーツの発祥であるイギリスでは各家庭に必ずと言っていいほどダーツボードがガレージにあるとか。イギリス人プロが強いのも納得です。
ソフトダーツとの違いは?
ソフトダーツとハードダーツを見比べた時に明らかに違う点が2つあります。それは
- チップの素材
- ボードの素材
です。そして、よく見ると違うのは
- ボードの大きさ
- スローラインの距離
- 得点システム
などが挙げられます。
チップの素材
チップ(先端)の素材は、ソフトはプラスチックでハードは金属です。ちなみにハードではチップではなくポイントと言う事の方が多いです。
当然ハードはボードに刺さらなければならないので、先端はより刺さりやすい金属になります。
ポイントには刺さった後に抜けにくくなるように溝が掘られる工夫などがあり、選手によってはゴールドポイントを使ったりと個性が出る場所にもなります。
ボードの素材
次にボードの素材が異なります。ハードダーツのボードは圧縮された麻になります。ダーツ半分に切って断面を見ると図のようになっております。

圧縮された麻の隙間にダーツが刺さります。麻の奥には木またはコルクの壁があり、刺さるとそこにダーツが当たる独特のいい音がなります。(大好き)
ボードの大きさ
実物を見ると結構違います。ソフトのボードを見てからハードを見るよりも、ハードのボードを見てからソフトを見た時のほうがその違いを自分は強く感じました。
簡単にいうとハードダーツのボードの方ちっさいんです。
ソフトダーツのボードに比べて、ハードダーツのボードの方が直径が5〜6センチ小さいです。2回りくらい小さいです。たった直径5センチかと思うかもしれませんが、実際に投げて見るとかなり違います。
ハードをやってからソフトに戻ると、こんなの外れる気がしないわ!というくらい大きく見えます(笑)そして投げて外れます(笑)(笑)
スローラインの距離
ボードが小さいだけにハードダーツはスローラインが短い(ボードまでの距離が短い)です。7センチほど近いです。ソフトは244センチでハードは237センチです。
トリプルレンジや全体的に小さいボードになりますので、ハードよりも難しいです。TON80なんて狙ってもなかなかでません。
体感したければぜひ、ハードが投げられるお店へ!
得点システム
得点の条件が違います。ボードのトリプルやナンバーの配置はどは変わりませんが、基本的にハードダーツはセパブル方式になります。
セパブルとは、ブルがインブルとアウターブルで得点が異なる事。アウターブルは25、インブルはアウターブルのダブルとなりますので50になります。
ソフトでもブルオプションでセパブルを選択すればハードと同じルールで01が楽しめます。
あと、ハードダーツはダーツが投げ終わった後刺さっていないとカウントされません。人の目で得点を数えるので、刺さらなかったダーツはノーカウントになります。なので、ポイントに溝を入れて刺さった後に抜けにくくする加工があるわけですね。
私はハードダーツが大好きです
管理人である私は冒頭で述べたとおりハードダーツが大好きです。
何が好きって、ゲームのテンポの良さとどっちが勝つか最後までわからないドキドキ感があるからです。それとハードダーツ会場の盛り上がりもいいですね!
ハードダーツはソフトダーツのようにクリケットは行いません。501のゲームをひたすら繰り返すだけです。そして、プレイヤーチェンジの際にボタンを押したりマシンが作動する時間もないので、試合の流れが早いです。早い人は前のプレイヤーが3本目を抜き終わる前に、すでにスローラインで構えています。
また、海外ではハードダーツの盛り上がりがすごく賭けも行われていますので、めっちゃ盛り上がります。コーラー(得点を数える人)の声もあり、日本のダーツの試合とは大きくかけ離れたお祭り騒ぎになっています。
ブーイングに対する選手のドヤ顔も見どころです(笑)
ハードダーツのルールは超シンプル
ハードダーツのルールて超シンプル、この記事でばっちり覚えてしまいましょう。
ゲームは全て501
先ほどもお話ししましたが、ゲームは全て501です。
セパブル・ダブルアウト・501のゲームが基本です。
稀にダブルイン・ダブルアウト・セパブル・501のゲームもあります。
ダブルアウトとは、最後はダブルで上がらないといけないルールになります。なので、偶数を意識しながらアレンジをすることになります。
ダブルインとは、ダブルに入らないとカウントが始まらないというインオプションになります。1投目がシングルでも、2投目がダブルに入ればそこからカウントがはじまします。
例えば、5→D20→20とは言ったとすると、残りは441になります。
はい、ハードダーツのルールはこれだけ覚えておけばいいでしょう。シンプルですね!
ハードダーツのルールのまとめ
ハードダーツのルールを箇条書きでまとめると以下のようになります。
- ゲームは全て501
- ダブルアウト(ダブルインで始まるゲームもある)
- 弾かれたダーツはノーカウント
もうこれでハードの試合を楽しめますね!
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