ストレートバレルは癖がなくて、個人的にすごくかっこいいと思うんだけど、セッティングがいまいち上手くいかない。飛ぶけれど、シャフトの長さやフライトの大きさをどうすればいいのか悩む。
ストレートバレルは扱えるようになるまで少し苦労しますが、コツを掴むとグンとダーツが上手くなるアイテムです。
長めのバレルゆえにセッティングで苦労される方も多いです。そんな時は
PDC選手のセッティングに習おう!!!
- ストレートバレルのセッティングはPDCに習え!
- 自分に合いそうなセッティングを見つけよう
ストレートバレルのセッティングはPDCプレイヤーに学べ!
現在私はストレートバレルしか使っておりません。初めてストレートにした時の、変なフワフワ感と上手く飛ばない感じはセッティングで直せました。
その時は何となくセッティングをしましたが、現在はセッティングに悩んだ時は必ずPDC選手のセッティングを参考にします。
PDCとは何ですか?
PDCとは、ハードダーツの大会を主催しているおそらく世界で最もでかい組織です。PDCとは、Professional Darts Corporationの頭文字を取ったものになります。
1992年に設立され、現在では世界で大会賞金総額1000万ユーロもの大会を開催しています。PDCとはダーツの大会の名前ではなく、あくまで主催者側の組織ですね。
大会の賞金総額が1000万ユーロですよ・・・
2019年8月現在、1ユーロ=117円ですので、1000万の117倍ということで
12億円弱!
ん〜さすが世界。賞金もすごいですね。
ハードダーツの世界的大会であるWilliam HillもこのPDCが主催でありますね。
なぜセッティングはPDCに習うのが合理的なのか
日本ではソフトダーツがメインで、最近でこそストレートバレルのプレイヤーが増えたもののその数はあまり多くないように思えます。
一方で、PDCのトッププロのほとんどがストレートバレルを使用しています。かの有名なフィル・テイラーはトルピードを使用していましたが、彼以外のトッププロはストレートバレルです。
ソフトダーツよりもハードダーツの方が 歴史が長く、ストレートバレルは当初の時から使われていた大変クラシックな形状です。そんな歴史あるハードダーツの歴史あるストレートバレルを現在の世界トッププロが使っているということは、つまり
PDCのストレートバレルは超合理的形状!
だということです。
ちなみに現在のPDCプレイヤーのランキンTOP10のうちストレートバレルを使用しているのは、7名になります。
つまり、ストレートバレルはいろんな形状を削り出せる技術下においても最強の形なのです。そして、彼らはずっとストレートバレルを使用しており、実力をつけるほどストレートバレルを研究してきております。
ですので、そのような洗練されたセッティングが、非合理的なワケががないのです。絶対に!
そのような理由で、バレルの形状だけでなくセッティングも積極的に参考にするのがいいと私は考えています。
私の考え
歴史あるハードダーツの世界的プレイヤーのストレートバレルは洗練されている
極めたプレイヤーのセッティングはどう考えても合理的だ
そんな合理的なバレルの中でもオススメを以下の記事で紹介しています。
[nlink url=”https://akihirog.net/darts-pdc-barrels/”]セッティング以外にも参考になることがたくさんある
一般的に、ダーツはあまり指先で持たないほうがいいと言われています。しかし、ハードの世界では深いグリップの選手もいればかなり浅いグリップの選手もいます。
本当にダーツには一般論というものがなく、個々のスタイルがあるのだと教えてくれます。そして海外選手がほとんどいうこともあり、誰もフォームを気にしていません。
教科書通りのフォームではないので、あなたのフォームに近い選手が必ず見つかります。ソフトのプレイヤーだと、どの選手も似たようなリズム・フォームで投げますのでなかなか自分のフォームと似ている人に出会わないのです。
外さないソフト入れに行くハードと言われるほど1本に重みがあり、アレンジの仕方などPDCはソフトとは違いゲームの流れが変わりやすいです。
そのような中で、勝ち続けるプレイヤーのダーツに対する考え方や、勝ちを取りに行く姿勢には感動するものがあります。
PDCプレイヤーにはダーツのセッティング以外にも、ゲームの進め方・気持ちの切り替え方などを学ぶこともできます。
インタビューが英語なのが残念なところですが!(笑)
自分のストレートバレルに合うセッティングを見つけよう
今、あなたが持っているストレートバレルはなんでしょうか。
選手モデルでしょうか。それとも、無名のバレルでしょうか。
どちらを使っていても、PDCプレイヤーのストレートバレルのセッティングを参考にすることができます。そして、それを生かして自分にあったセッティングを見つけることも可能です。
方法はシンプルで、ステップも少ないので試してほしいです。
自分のスローに近いPDCプレイヤーのセッティングを試す
自分のスローに近い選手を参考にすること。これが一番いいと思います。
どんな点が自分に似ているプレイヤーを研究するのがいいのか。私自身は、以下のような部分が似ているプレイヤーを参考にします。
- スイングの速度
- 投げ方
- テイクバックの位置
- スタンス
上から順に、重視している順番になっています。
1.スイングの速度
自分が最も気にかけているのは、スイングの速度です。スイングの速度によって、ダーツの飛び方も変わりますし、放す位置や風の抵抗も変わりますよね。 スイング速度が似ているということは、自分と似たような軌道で飛ばしている可能性が高いので、そのセッティングも参考になるという考えです。
2.投げかた
投げ方にはタイプ別に分けて主に2種類あると言われています。それは
- プッシュ型
- スイング型
です。でも最近、一概にどちらとは言えない混合型のようなスローの選手が増えたなぁと感じています。 自分の腕の振り方やダーツの投げ方が近いプレイヤーを参考にするのもオススメです。
PDC選手だとプッシュ型の選手は、Miche van garwenになりますでしょう。スイング型の選手で言えば、Michel smithが当てはまりますかね。
まぁ、たまたまですがどちらもマイケルです(笑)それにお互いかなりのリズムプレイヤーですね。見ていて本当に気持ちのいいダーツをします。楽しいです!
3.テイクバックの位置
テイクバックの位置も気にします。顔のどの部分までダーツを引くのか、その高さや深さが自分と共通しているなと感じるプレイヤーを参考にしたりします。
テイクバックは、ダーツを飛ばす助走になりますのでテイクバックの深さはダーツの初速に影響します。高さは矢が飛び出す角度に影響します。
この2つの要素でダーツの軌道はある程度きまりますので、テイクバックの位置もできれば似ているプレイヤーがいいと感じています。
4.スタンス
列挙した物の中で一番優先順位は低いです。
スタンスは実際にはほとんど気にしていません。それは体の向きとダーツの軌道はそこまで関係ないと考えるからです。
ただ、セッティングとは100%無関係とはなかなか思えないので(感覚的に)優先順位は低いですが少し考慮します。
食わず嫌いはしない
自分に合いそうだけど、なんか好きになれないんだよなこのセッティングの見た目。
と思っても試して見ましょう。そこに可能性は眠っています。あまり好きじゃないセッティングで実際に活躍している選手がいるのは事実です。なので、試してみる価値は確実にあります。
見た目ではなく飛びの感覚を感じてから決めるようにしましょう!
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