2023年8月25日に控えるバスケワールドカップ(FIBA)の日本代表選手候補である富樫勇樹選手。
現在25名の代表候補選手がいますが、そこからさらに12名まで絞られます。
今回はまだ確定ではないですが、強化試合や実力から代表間違いなしと思われる富樫勇樹選手について以下のことをまとめました。
- 富樫勇樹選手の年俸推移と予想
- NBA挑戦の過去について
- バスケワールドカップでの富樫選手の活躍どころ
それでは最後までよろしくお願いします!
目次
富樫勇樹のプロフィール
引用:https://twitter.com/YukiTogashi/status/1248899227029102593?s=20
- 名前:富樫 勇樹
- 生年月日:1993年7月30日
- 出身:新潟県
- 身長:167cm
- 血液型:AB型
- 所属事務所:㈱アミューズ
B1リーグの千葉ジェッツに所属する富樫勇樹選手。
現役の日本代表選手で、2023年8月に開幕する”FIBA バスケットボールワールドカップ 2023”での活躍も期待されています。
2018年のインタビュー記事では、趣味がないので同僚選手とゴルフに行こうとクラブを揃えたものの、2年間行けていないと話していた富樫勇樹選手。
バスケ一筋の人生を歩んできたと思いますし、これからもバスケに没頭し続けるのではないでしょうか。
富樫勇樹のデビューからの年俸推移と今後の予想
Bリーグは選手の年俸を公表していないため、年俸の推移は不明です。
しかし、2018-19シーズン終了時に基本報酬が1億円を突破したことを契約更改の会見で発表しました。
引用元:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2019/06/03/gazo/20190603s00011000339000p.html
プロ選手の年俸を公表することは、周囲からのプレッシャーなどを考えると一般的ではありません。
しかし、Bリーグが2020-21シーズンまでに1億円プレイヤーを誕生させることを目標に掲げていたこともあり、この発表に至ったようです。
つまり、富樫勇樹選手がBリーグで初の1億円プレイヤーになったということなんです!
しかも、1億円はあくまで基本報酬ということなので、出場給や勝利給が加われば金額はさらに増えるようです。
富樫勇樹選手は新潟県の中学校を卒業した後、アメリカのバスケ名門校であるモントローズ・クリスチャン高校にバスケ留学します。
高校卒業後もアメリカの大学への進学を目指しますが、条件面で折り合わず、日本でプロのバスケ選手になる道を選択しました。
帰国した富樫勇樹選手は、bjリーグの秋田ノーザンハピネッツに入団して、2012-13シーズンのbjリーグ新人賞を受賞します。
2012-13シーズンは半年間の在籍でしたが、当時の報酬は100万円だったそうです。
2012-13シーズンの年俸に比べると、2019-20シーズンには100倍に増えたということですね!
これは、富樫選手の評価が100倍になったというより、2016年に開幕したBリーグの人気が富樫選手に追いついてきたということでしょう。
富樫勇樹選手は、2013-14シーズンを秋田ノーザンハピネッツ、2014-15シーズンをアメリカで過ごした後、2016-17シーズンから現在まで、千葉ジェッツに在籍しています。
千葉ジェッツに在籍して3年で、1億円プレイヤーに到達したということですね!
今後のBリーグは、2億円、3億円プレイヤーを誕生させることを目指していくようです。
日本トップレベルに君臨する富樫勇樹選手が、そのレベルを維持することができれば、Bリーグの人気上昇とともに年俸も上昇していくと思われます。
富樫勇樹のNBA挑戦が失敗と言われるのはなぜ?
富樫勇樹選手のNBA挑戦は”1試合も出場経験なし”という苦い結果に。
彼がNBA挑戦を表明したのは、秋田ノーザンハピネッツでプレーした2013-2014シーズンの年間ベストファイブに選出されたあとのことです。
翌シーズンの2014-2015シーズンにNBAのダラス・マーベリックスと契約した後、Dリーグに所属する傘下のテキサス・レジェンズでプレーしましたが、NBAという夢の舞台でのプレーは実現せず。
「富樫勇樹選手は渡米して全く1試合も出場していないのか!?」となりますが、正確には”NBAサマーリーグ”という舞台ではプレーすることができ、以下の成績を残されています。
・11分の出場で12得点をマーク(対シャーロット・ホーネッツ戦)
・リーグトップ10のプレーに選出される
・会場から「TOGA!」コールを受けるほどの人気
しかし、足首の捻挫でシーズン途中から全試合を欠場したこともあり、25試合の出場で1試合平均の出場時間が8分、平均得点2.0点にとどまりました。
富樫勇樹選手はその後、日本代表チームに合流し、アジア大会に出場しています。
富樫勇樹選手は、当時の経験を振り返って、プロ選手は試合に出場することが最低条件と考えるようになったようです。
NBAへの夢を実現させるには選手のスキルも必要ですが、Bリーグが発展途上なのと同様に、海外リーグからの日本人選手全体の評価も発展させる必要があると思います。
富樫勇樹選手のNBAへの挑戦は、NBAで1試合も出場できなかったことを考えると、失敗と言わざるを得ないと思います。
しかし、NBAサマーリーグでのプレーはしっかり評価されるなど、功績は残せたことは間違いありません。
富樫勇樹のNBA時代の契約や成績は?
富樫勇樹選手は、2014-15シーズンにNBAのダラス・マーベリックスと契約しましたが、”ノン・ギャランティ”契約だったそうです。
開幕前に解雇されて、傘下のテキサス・レジェンズと契約しているので、ダラス・マーベリックスからは一切の支払いを受けていないと思われます。
テキサス・レジェンズはNBAのチームではありませんし、出場機会も限られていましたので、報酬は少額だったと思います。
八村塁選手の大型契約が話題になったように、夢を掴めば大きな契約を獲得できますが、そこまでは”いばらの道”となっているようです。
富樫勇樹のワールドカップでの活躍はどうか?
富樫勇樹選手は、2023年8月に開幕する”FIBA バスケットボールワールドカップ 2023”の日本代表候補選手25名に選ばれています。
数試合の親善試合を行った後、8月23日に最終の12名が確定する予定となっており、富樫勇樹選手はその12名に入ると期待しています。
富樫勇樹選手は、2019年バスケットボールワールドカップの時には、直前の代表合宿中に右手を骨折し、チームを離脱した経緯があります。
日本としては、2019年ワールドカップが13年ぶりの出場だったので、富樫勇樹選手にとっては、今回のワールドカップが初出場となります。
2021年の東京オリンピックでは、3連敗で1次リーグ敗退となりましたが、全3試合に出場して19得点を挙げるなど存在感を示した富樫勇樹選手。
東京オリンピックで女子チームのヘッドコーチを務めたトム・ホーバス氏が率いる日本代表の一員として、ワールドカップの舞台での活躍が期待されます。
中でも富樫勇樹選手得意の”フローターシュート”に特に期待です。
フローターシュートとは相手のブロックの上を山なりに越す弾道のシュートになります。
小柄な選手はレイアップなどのシュートは大柄な選手にブロックされがち。
167cmとかなり小柄な富樫勇樹選手も当然ブロックされる標的となります。
ましてや舞台は世界を相手にするバスケワールドカップです。
日本人とはかけ離れたポテンシャルを持つ選手を相手にする機会が圧倒的に増えます。
そんな相手のブロックの頭上をふんわりと山なりに放物線を描くフローターシュートは、富樫勇樹の身長というディスアドバンテージをなかったことにしてくれます。
小柄な選手が活躍するシーン胸が熱くなりますよね。
また富樫勇樹選手が得意なフローターシュートですが、コントロールが難しいシュートです。
この華麗なシュートを決める活躍に期待ができます。
富樫勇樹選手の活躍を通して、海外チームの日本人選手全体への評価も上がってほしいですね!
富樫勇樹の年俸推移は?NBA挑戦失敗?ワールドカップでの活躍は?のまとめ
富樫勇樹選手の年俸は日本プロデビュー時は100万円ほどだったものに対し、分かっている限りで1億円とおよそ100倍まで跳ね上がっていることが予想されます。
プレイ人口の多いスポーツには夢がありますね。
Bリーグの影響でバスケットボールに今後もっと注目が集まると予想されます。
次の世代を担う子供たちが、夢を見たくなるようなワールドカップでの試合を楽しみにしています!
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